ノウハウ

経営企画におすすめの転職エージェント7選|未経験でも目指せる?求められるスキルを紹介

栗田 謙人
更新日:2023/08/28
目次
  • 経営企画の仕事におすすめの転職エージェント比較一覧
  • 経営企画への転職エージェントの選び方
    • 非公開求人を多く扱っている
    • サポートが手厚いエージェントを選ぶ
    • 目的に合わせて特化したエージェントを選ぶ
  • 経営企画の仕事に求められるスキル
    • 経営の視点を持って物事を考える力
    • 経営予算の数値を分析するスキル
    • 情報収集やそれをプレゼンするスキル
    • 会計スキルやマーケティング知識
  • 経営企画は未経験でも転職できる?
    • 未経験からの転職事例:経理職から経営企画へ転職
    • 未経験からの転職事例:営業管理の経験から経営企画へ転職
  • 経営企画向け転職エージェント7社を徹底比較!
    • WARC AGENT
    • リクルートダイレクトスカウト
    • MS-japan
    • DODA X
    • JACリクルートメント
    • マイナビAGENT
    • アガルートキャリア
  • まとめ
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経営企画の仕事におすすめの転職エージェント比較一覧

経営企画の転職におすすめの転職エージェントは次の7つです。

おすすめの転職エージェント 特徴 対応エリア タイプ 案件数
WARC AGENT ハイクラス人材紹介 全国 特化タイプ 非公開
マイナビAGENT  若手向け案件が豊富 全国 総合タイプ 6万以上
リクルートダイレクトスカウト スカウト型の転職サイト 全国 総合タイプ 約1.6万
DODA X ハイクラススカウト型 全国 総合タイプ 2.3万
MS-Japan 管理部門に特化 全国 特化タイプ 非公開
JACリクルートメント ハイクラス求人 全国 総合 1.5万(未公開求人含まず)
アガルートキャリア 士業・バックオフィスに特化 全国 特化 非公開

どれも評判の良い転職エージェントサービスです。ざっと見ただけでもおわかりいただけるように、おすすめのエージェントの中でもそれぞれ特徴があります。自分の希望に合ったエージェントを見つけることが効率よく転職に成功するカギとなります。

まずは転職エージェントの選び方と、経営企画への転職を成功させるために役立つ知識についてご紹介します。

経営企画への転職エージェントの選び方

経営企画への転職で転職エージェントを選ぶポイントについてまとめます。以下の3点が挙げられます。

転職エージェントを選ぶときのポイント

  • 非公開求人を多く扱っている
  • サポートが手厚いエージェントを選ぶ
  • 目的に合わせて特化したエージェントを選ぶ

経営企画は求人の数がそれほど多くないため、転職を成功させるためには転職エージェントの活用が欠かせません。それぞれのポイントについて、1つずつ具体的に見ていきましょう。

非公開求人を多く扱っている

まず、非公開求人を多く扱っているということがポイントとなります。

経営企画は非公開求人となっていることが多くあります。自社の中長期の方針を決める部署であり、競合他社に動向が漏れないようにするためです。

そのため公開されている求人に経営企画職がなくても、非公開求人が多ければその中に求人がある可能性があります。

さらに、情報が漏れないよう気を遣うのは大企業や成長中のベンチャー企業などが多いため、非公開求人の多いエージェントは質の高い案件を持っている可能性が高いと言えます。

また、希望する業種や職種の実績が多いかチェックすることで、そのエージェントが希望の業界に詳しいかどうか判断することができます。ひとまず登録して、担当と話してみて判断することもできます。

サポートが手厚いエージェントを選ぶ

サポートが手厚いエージェントを選ぶのもポイントです。当然、サポートが行き届いているほどマッチングや採用の可能性が高くなります。

多くのエージェントに共通するサポートとしては、カウンセリング・アドバイス、書類の添削、面接練習、面接の日程調整、条件の交渉、入社日調整、退職サポートなどがあります。応募時のサポートは採用の確率を高めてくれます。また企業との交渉を代行してくれるのは、大きな安心となるでしょう。

メールやオンライン、電話でのやり取りに対応しているかなども挙げられます。

ただし、会社の仕組みとしてサポートが整っていたとしても、担当するエージェントとの相性もあります。ほとんどの転職エージェントは担当の変更に対応しているので、相性が悪いと感じたら変更してもらうとよいでしょう。

目的に合わせて特化したエージェントを選ぶ

目的に合ったエージェントを選ぶのもポイントとなります。

経営企画の場合はバックオフィスに特化している、ハイキャリアに特化しているなど、得意分野を絞ったエージェントがおすすめです。特化したエージェントは、専門のノウハウや業界知識が豊富で、転職に有利です。

特化していない総合タイプのエージェントでも、業種や職種に得意分野の傾向があることもあります。自分の希望に合うエージェントを選ぶことで成功の可能性を高めることができます。

経営企画の仕事に求められるスキル

経営企画の仕事に求められるスキルについてまとめます。以下のスキルが挙げられます。

経営企画の仕事に求められるスキル

  • 経営の視点を持って物事を考える力
  • 経営予算の数値を分析するスキル
  • 情報収集やそれをプレゼンするスキル
  • 会計スキルやマーケティング知識

具体的な実務のスキルとともに、会社全体を分析したり企画したりする論理性や思考力が求められます。それぞれのスキルの具体的な内容について、順に見ていきましょう。

経営の視点を持って物事を考える力

まず、経営の視点を持って物事を考える力が必要です。

経営企画は、中長期の事業の方針や戦略を決めることが仕事です。戦略立案は、利益を出すという経営者の視点で考える必要があります。さらに、利益を最大化するために分析力や論理的思考力が必要となります。

日常の業務に忙殺されていると大きな視点を持つことは難しいですが、まずは企業理念など自社の経営の方針を理解することが大前提となります。

さらに事業の方向性を決めるために全体像をつかむ訓練と、具体的な施策に落とし込むための実務の理解が必要です。

これらは意識して日常的に鍛えていきましょう。

経営予算の数値を分析するスキル

経営予算の数値を分析するスキルも必要です。経営方針・戦略を立てるためには、会社全体の会計状況を把握したり施策を数字の目標に移したりする必要があります。そのためには、数値を分析して数字が示す意味を理解しなくてはなりません。

数値を分析するには、財務・会計の知識が必要になります。財務諸表を読むのは必須です。学ぶ方法は数多くあるので、まずは取り組んでみましょう。

情報収集やそれをプレゼンするスキル

経営企画職には、情報収集やプレゼンテーションのスキルも求められます。

戦略を立てるためには、自社の状況や市場の動向、社会的な状況など数多くの情報を集めなくてはなりません。そして
それらの材料をもとに戦略を立案したら、経営陣や社内にプレゼンテーションする必要があります。

日常的にわからないことを調べたり、情報収集のチャネルを増やしたりする努力が大切です。

社内の各部門のキーマンに関する情報は、スムーズに実務を行うためには必要ですが意外に見落とされがちです。

他社内の情報は転職してみないとわかりませんが、転職前から情報を集める訓練と視点を磨いておきましょう。

プレゼンテーションスキルには様々なポイントがありますが、話す際に相手の知識量や理解度を量る練習と、要点を短く説明する練習が有効です。

会計スキルやマーケティング知識

会計スキルやマーケティングの知識も重要です。

会計スキルは、すでに述べたように自社の現状把握に必須です。また戦略には市場の動向を反映させる必要があるため、マーケティングの知識が必要となります。

ただツールやテンプレートをそのまま使うと、形式が整っているだけになりがちです。実際に利益をもたらす戦略作りには、本当の意味での知識が必要です。

会計スキルとマーケティング知識のどちらも、できれば実務を通じて習得したいところです。採用の選考対策としても、まずは現職で実績を積む方法を考えましょう。

経営企画は未経験でも転職できる?

結論から言うと、未経験でも経営企画職に就くことはできます。

ただし実務レベルが高いのも事実。たとえば、市場や自社に対する深い理解や洞察が必要となります。さらに事業全体の戦略を立案して、手段や目標を定めて予算を組むなどの業務を行わなくてはなりません。

そのため未経験の場合は、経営企画に役立つ何らかの経験が必要です。

具体的には経理や会計、マーケティング業務などの経験があるとよいでしょう。経営企画は、経理などお金に関わる面と企画との2つの面を持っているからです。関連業務の経験があれば、経営企画職として採用される可能性が高くなります。

未経験からの転職事例:経理職から経営企画へ転職

経理職から経営企画に転職した例を見ると、会社全体のお金の流れを把握できるスキルが評価されます。 

具体的には、財務諸表を分析して数字の指し示す意味を理解する能力です。その能力があると示すことができる経験があればアピール材料となります。決算を担当したりして財務諸表を作る経験を積むと、経営企画への転職にプラスです。 

未経験からの転職事例:営業管理の経験から経営企画へ転職

営業管理から経営企画に転職する場合は、チームをマネジメントしてチーム全体で高い営業成績を上げた経験が評価されます。

売上を上げるためのノウハウは、経営企画に必要な知識の1つです。継続して好成績を残しているとなおよいでしょう。
また新しい方法で実績を上げた経験があるとアピールできます。経営企画の「企画」に通ずる経験だからです。

経営企画向け転職エージェント7社を徹底比較!

経営企画向けの転職エージェントを厳選して7つご紹介します。それぞれの得意分野や特色についても解説するので、自分に合ったエージェントを探してみてください。

  • WARC AGENT
  • リクルートダイレクトスカウト
  • MS-japan
  • DODA X
  • JACリクルートメント
  • マイナビAGENT
  • アガルートキャリア

いずれもいろいろな調査で満足度が高いと評価されている転職エージェントです。1つずつ順に見ていきましょう。

WARC AGENT

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WARC AGENT」は、ハイクラス層のベンチャー転職に強い転職エージェントです。本格始動が2019年と新しいサービスなのにもかかわらず、急成長を遂げているエージェントです。「人材紹介の『負』の解消を目指す、新しい転職エージェント」というビジョンと、コンシェルジュが求職者にとことん寄り添う姿勢によるものだと言えるでしょう。

コンシェルジュはそれぞれの専門領域を持ち、求職者の未来を引き出すために妥協することなく徹底的に最適な支援を行います。扱う案件も成長中のベンチャーが多く、上場済の会社も多く含まれています。

転職後の平均年収が750万円を超えるなど、ハイクラス転職を実現しています。

こんな人におすすめ!

  • キャリアアップしつつやりがいのある仕事をしたい人
  • 経験豊富なキャリアアドバイザーを求める人
  • 上場ベンチャー企業に興味のある人
  • 寄り添い型のサポートを求める人
  • 役員転職を目指す人

リクルートダイレクトスカウト

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リクルートダイレクトスカウト」は、自分から求人情報を探さなくてもヘッドハンターや企業からスカウトが受けられるサービスです。ハイクラスの求人がメインとなっており、キャリアアップを希望する人に適しています。

企業のスカウトが受けられる場合、企業がプロフィールを見ることができて在籍中の会社にバレるのでは?と不安になるかもしれません。しかしブロック設定をすれば、勤務先にバレることはありません。

人を探している企業や、提携しているヘッドハンター(コンサルタント)からスカウトが届くのが一般的なエージェントにはないサポート・サービスです。自分では想定していなかったような新しい可能性を見つけることができます。

こんな人におすすめ!

  • ハイクラス求人を探している人

MS-japan

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MS-japan」は、管理部門・士業に特化した転職エージェントです。キャリアアドバイザーは職種に精通しており専門知識があるため、アドバイスが的確だと高い評価を得ています。熱心なアドバイザーが多くサポートが手厚いのも安心材料の1つです。

応募書類作成サポート、面接対策、日程調整、年収・入社日の交渉など基本のサポートも充実しています。非公開求人が90%以上と割合が高いため、経営企画職が見つかる可能性も高いでしょう。

全国に対応していますが、とくに関東・関西・東海の求人を数多く取り扱っています。若手向けの案件からハイクラス求人まで、求人内容が幅広いのも魅力です。

こんな人におすすめ!

関東・関西・東海で仕事を探している人

DODA X

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DODA X」は、ヘッドハンターからのスカウトと自力での応募の両面から転職活動ができるサービスです。登録するとエージェントからの紹介やヘッドハンターからのスカウトが届きます。さらに自分で求人を検索して応募することも可能です。

応募書類の見せ方、面接対策、スカウト、面接日程の調整、待遇の交渉など基本のサポートもしっかり押さえています。スカウトはヘッドハンター経由のみで、企業が応募者の情報をチェックできない仕組みになっています。在職中に転職活動していてもバレないので安心です。

ハイクラス求人が多く、キャリアアップ希望の人には特におすすめのサービスです。

こんな人におすすめ!

  • ハイクラス求人を探している人
  • どうしてもバレたくない人

JACリクルートメント

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JACリクルートメント」は、マッチングの精度が高いと評価されている転職エージェントです。他の転職エージェントの場合、企業担当者と求職者の担当が分かれているケースがほとんどです。しかしJACリクルートメントでは、1人の担当者が企業と求職者の両方を担当しています。そのため求職者と企業の情報をタイムリーに把握しており、マッチングの精度が高くなっています。

書類添削、面接対策、面接の日程調整、条件交渉、入社日程調整などにも対応。サポート体制も安定しています。

ハイクラス求人が多く、キャリアの蓄積がある人はキャリアアップを目指すことができます。外資系やグローバル企業への転職に強いのも特徴です。

こんな人におすすめ!

  • ハイクラス求人を探している人
  • 外資系を探している人

マイナビAGENT

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マイナビAGENT」は、専属のキャリアアドバイザーが職業紹介から内定までサポートしてくれる転職エージェントです。自分で企業を探す必要がありません。

転職サービスとしては後発ですが、求人を集めるのに力を入れており他で見かけない求人もあります。熱心な担当者が多く親身になってサポートしてくれるため、初めての転職などの場合も心強いと言えます。

基本的なサポートも充実しており、書類添削、模擬面接、年収交渉、入社日調整に対応しています。担当者が業界ごとの専任制なので業界知識も豊富です。そのため情報提供やアドバイスにも満足できるでしょう。

こんな人におすすめ!

  • 第二新卒や初めての転職など、若い転職希望者

アガルートキャリア

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アガルートキャリア」は、弁護士・会計士・経営人材などプロフェッショナル専門の転職エージェントです。難関資格の通信講座を運営しているアガルートによるエージェントですが、士業以外の求人も充実しています。

書類添削、面接対策、入社手続きや退職調整のサポートに対応。退職時はトラブルになることもあるので調整してくれるのはありがたいサポートです。

士業の他は専門性の高い経営人材に特化しており、経営企画職ももちろんその中に含まれます。専門性が高い分、キャリアアップ向けの案件が比較的多くなっています。大企業から外資、ベンチャーまでさまざまな案件を扱っており、希望に近い求人が見つかる可能性が高いと言えるでしょう。

こんな人におすすめ!

  • キャリアアップ希望の人

まとめ

経営企画の仕事は未経験でもチャレンジできますが、戦略的に行うことが必要です。転職エージェントを利用する場合も、ほかにも求人をチェックできるチャネルを増やしておくことがポイントとなります。

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株式会社WARC HRtech CSマネージャー 栗田 謙人

2021年にSYNCAのカスタマーサクセスとしてWARCにジョイン。コーポレート領域に特化し、求職者の転職支援から企業の採用支援の双方に従事し、BizDevとしても機能の企画立案などに携わる。